エコハウス

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エコハウスとは

エコハウスとは
⇒ 地球温暖化防止(省エネルギー)
⇒ 住む人の健康
⇒ 長期耐久性能

に配慮した住宅のことをいいます。

地球温暖化防止

地球温暖化防止

これから建てようとする住宅が地球温暖化にどのように影響するかは、建設してから解体するまでの住宅の一生で排出されるCO2の総量(ライフサイクルCO2)に換算して考えられます。
このライフサイクルCO2で短期間に大きな影響を与えるのは建設時においてです。鉄やコンクリートは、木材に比べるとはるかに膨大なエネルギーを使って製造されており、そのうえ木材はその成長段階で光合成によりCO2を蓄積している材料でもあります。建物の寿命を同程度にすることができれば木造住宅を選ぶことが地球環境によいといえます。
一方で居住時に排出されるCO2の多くは、毎日使う電気、ガス、上下水道などに起因しており、1年単位で見ると建設時のCO2とは比較にならないほど小さいのですが、これを建物の寿命を30年以上としていれば、居住時のCO2排出量のほうが7割以上になることがわかっています。当然、この割合は住宅の寿命が長くなるほど大きくなります。したがって、住宅のライフサイクルCO2を削減するためには、居住時のエネルギー使用量を抑えることが最も重要となります。
住居を高気密・高断熱化することに加え空気の流れをコントロールすることができれば、効率的な冷暖房を実現させ、冬には暖かく、夏は涼しい快適な住環境をつくることができます。そうすることがこの地球を温暖化から救い、限りある資源を大切に使うことにもなるのです。

住む人の健康

住む人の健康

住環境に起因する健康障害といえば、喘息やアトピー性皮膚炎といったアレルギー、冬期のヒートショック(居室間の温度差)による心筋梗塞や脳血管障害があります。 これまで家族の健康に大きな被害をもたらすシックハウスの多くは新築住宅に使われている建材や接着剤などに含まれるホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)によるアレルギーを起こすものをさしていましたが、現在では規制強化によりそれらは少なくなりました。

問題なのは、カビやダニの死骸がアレルゲンになることです。それらの最大の原因は住宅の内部に発生する結露です。結露した場所にカビが発生し、それをえさにしてダニが繁殖します。そのカビの胞子とダニの死骸が喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルゲンとなります。大切なのは結露発生のメカニズムを正しく理解し、住宅を結露の発生しにくい構造にすることです。そのためには、例えば、冷たい水の入ったコップには結露するのに保温された水筒には結露しないことからもわかるように、暖かい空気を冷たいものに触れさせないことが重要になってきます。それにはやはり、住宅を高気密・高断熱化することが必要条件となります。ただし、中途半端な気密の施工をすると、かえってその部分に集中して結露する恐れがあるので注意が必要です。また、計画的な換気をすることで新鮮な空気を取り込み、VOCや呼吸、燃焼などにより汚染された空気を排除することも忘れてはなりません。ヒートショックとは、急激な温度の変化が、身体に及ぼす影響のことです。例えば、冬の入浴時の脱衣室から浴室への急激な温度変化は、血管を著しく伸縮させるとともに血圧や心拍を大きく変動させます。これにより、脳梗塞や、脳出血を引き起こし深刻な事故に繋がることがあります。 最近、年間1万人以上になる浴室周辺での事故死の内、かなりの部分が、ヒートショックによるものではないかといわれており、居室間の温度差が6℃以上になるとヒートショックが起こりやすくなるといわれています。 ここでも、高気密・高断熱住宅では、その性能が高くなれば高くなるほど家全体がほぼ均一の温度となるため、ヒートショックによる事故の心配は少なくなると考えられています。

長期耐久性能

長期耐久性能

住宅を長寿命化されることは、資産の世代間蓄積を進め豊かな暮らしを実現することです。さらには、新築時に発生するCO2を軽減することにもつながります。
住宅を長持ちさせるためにまず、構造躯体の耐久性を向上させることが必要となります。ここでもまた、結露対策が重要になってきます。

断熱・気密の施工が不十分であれば、室内外の温度差と漏気が原因となり壁内結露が発生し、木材の腐食やシロアリの被害を助長してしまいます。
この壁内結露は、外壁のみならず内部の間仕切においても部屋ごとの冷暖房が原因となり起こりうるものなので注意が必要です。それに加え、乾燥木材の使用、 防腐・防蟻処理はもちろん、床下、小屋裏の換気にも気を配ります。また、地震や台風などの自然災害にも耐えうる強度や火災に対する備えも必要でしょう。メンテナンスについても維持管理のしやすいものとしなければなりません。
せっかく家が長持ちしても家族構成が変わったことにより使い勝手が悪くなったり、家そのものが古臭く感じたりしたのでは長く住みたいとは思いません。家族構成が変わっても不便を感じない間取りや、古くなっても飽きのこないデザインにすることも大切なことです。